”就職氷河期”という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
就職氷河期とは社会的に就職難になった時期のことを指しますが、
その時期というのは一般的には、1990年代半ばから2000年代前半に社会に出たり、
2000年前後に大学を卒業した、2019年の現在40歳前後の世代のことを言います。

就職氷河期に就職に失敗し、そのままひきこもりとなってしまった人たちが多くいる中、
世間的にひきこもり支援というのは若者を対象に行われていましたが、
近年、就職氷河期世代の就労を促進するため
40歳前後の方への支援について改めて注目され始めています。

その一つの政策として、ひきこもり経験がある人も参加できるような会議を
政府が設けるそうです。
非正規雇用で働く人や、ひきこもりの人など約100万人を対象に支援を行い、
正規雇用で働く人を3年間で30万人増やすということが目的なんだそうです。

新たな支援方法の模索や意見交換を行うということなので、
ひきこもりへの支援に対して取り上げられる機会が増えたり、
企業への理解も深まることを望むばかりです。

地域には様々な生きづらさを抱えた方々がたくさんいます。
リスタ八王子は今後、障害に関わらず地域の方々を幅広くサポートできるような
支援機関を目指していきたいと考えています。